親の覚悟次第

おはようございます

高槻市沢良木町の樋口亜沙子ギター教室、代表の樋口亜沙子です。

昨日は日曜日で教室は定休日でした。長女の中学校で地域のイベントがあり、長女も学校から出店するらしく来てほしいと言われていたので次女と次女のお友達とともに遊びに行ってきました。 

幼稚園の頃から知っている長女の同級生もたくさん見かけ、みんな本当に大きくなっていることに改めてびっくりと言いますか、それだけ私も歳を重ねているのだとしみじみ。

長女の仕事ぶりも見ることが出来ましたが、まさかこんな日がくるとは…

というのも、長女は小2から小5終わりまでずっと不登校でした。

感染性腸炎による嘔吐をきっかけに不登校になりましたがちょうどその頃、うちの夫も精神的に体調を崩し、私も不安が強いところが元々あるため、夫の体調が不調になると引きずられやすくなり、そういった大人の不安定さが、敏感な子供達には伝わったのでしょう。

付き添いなしでは、登校することが出来なかったため、ずっと私も長女と一緒に授業を受けていました。学び直しが出来てよかったけれど…

学校の先生達には本当に助けていただいた。そして、当時学校に来られていたスクールソーシャルワーカーサポーター(SSWS)の先生にも本当に助けていただいた。

学校にサイレントギターを持参し、娘の授業中に別室で練習していたこともあったなぁ~

終わりが見えない不登校。無理して行かなくてもいいとよく聞くけれど、そうも思う反面、行った方が良い、いや行ってほしい、正直最初はそう思っていました。無理やり連れ出したことも当然ありました。長女も泣きわめき抵抗。修羅場💦

同じ年齢の子供達、親以外の大人、学年の異なる子供達とのふれあいが一切なくなってしまうことへの不安と焦り。

大きくど~んと構えて「大丈夫」と言ってあげられたら、長引くこともなかったのかもしれないけれど

なかなか出来なかった。

こちらの不安が先行して、子どもを変えようとしてたのですね。

長女の不登校と時を同じくして、夫の体調も最高に沈んできたこともあり、そこで私自身もどこかふっ切ることが出来ました。

とてもシンプルですが心身ともに健康であればなんとかなる。

本当に実感しました。そこでやっと行きたくなければ行かなくてもいいと思えるようになりました。

行きたくないのであれば私は仕事を含めこちらのことをするし、行きたいのであれば、仕事もするけれどとことん付き添うしというスタンスですすめました。

私自身も気持ちが楽になり、そういう雰囲気が長女につたわったのかはわからないですが、不思議と学校に足が向くようになったように思います。

最後は長女自らが行けるようになりたいと急に言い出し長い不登校が終わりを迎えました。

運動会を別室から眺めていて、自分も同じフィールドに立ちたいと思ったようです。

次女の存在も大きかった。

お姉ちゃんが不登校であっても、友達を家に普通に連れてくる、楽しそうにしている姿を見て、長女もそんな風になりたいと思ったようです。

長女が不登校であった間、次女は変わらず自分の世界を築きあげていっていました。

もしかしたら、我慢をしてくれていた部分もあったかもしれないけれど。

次女にも助けられていた。

親の不安定さに巻き込んでしまった感は否めないけれど、それぞれが自分の世界を築きつつある様子が今日のイベントで垣間見れてよかったです。

まだまだこの先、様々な困難が出てくると思いますが納得した道を進んでいってほしい。そんなことを思った日曜日でした。

さぁ、今週末10月3日(金)には、いよいよ大正琴の演奏会です。

私は大正琴、ギター合奏で参加します。詳細はまたこちらのブログで。

それでは、最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

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